I&Crow
退廃的な世界にひとひらの深紅の花。
まるで誰かの生き写しの様な妖艶さと自己プロデュース(特筆すべきはそのエッジィなファッションセンス?)で魅了する 郁弥(ふみや)のソロユニット。 日本人なら琴線に触れて触れて仕方ないメロディーと耽美な詞世界であなたをあちら側へ誘います。 さぁどうぞ。
14. I&Crow 「薔薇」
募る想いが
貴方許さないから…。
心、貴方に引き篭もるから
突き刺す様に監視(見)てたの
解された私心(地)に
零すかの様に
そっと種を撒いたの
「密」を舐める癖が
美味く呑み込めずに
淡々と芽吹いた狂気は
もう止まず芽(眼)懲らしてた。
そっと動こうとする「証拠」
捕まえて離さない。
「愛しい…愛しい…」が
其れを許さなくて
故に…其故に
こんなにも苦しくて動けない
逃れ逝くなら
まだ知れない衝動を…
妖艶な薔薇になり
真黄(末期)へと色付いてきた。
貴方、縛り付ける口実が
私にはたまらない。
「嘘」が「確信」を
盛り上げてくれるから
貴方、話せない、離せない
動かせぬ「真実」を
私、この執念(愛)で
其を決して逃さない…
「逃れ逝くでしょ?」
「愛」という言葉
そのものを飛び越えて探してる。
「其」が何なのか…
私だってわからない。
故に…其故に
これだけで
許せない…許せない…
その顔色も潰してあげるから
まだ知れない衝動を…。
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